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織物の魅力に引き込まれてから、四半世紀になる。赴任先のフィリピンで、パイナップルの葉の繊維を使った「ピーニャ」と呼ばれる布の織り手を訪ねたのがきっかけだった。半透明でふわりと軽いが、糸が切れやすい。職人の繊細な技に舌を巻いた▼
25年前,纺织品的魅力吸引了我。那时,我远赴菲律宾工作,在那里我拜访了一位纺织匠人,这位工匠利用菠萝叶中的纤维,织造一种名为“Piña”的面料。“Piña”质地轻盈呈半透明状,但丝线脆弱易断。这让我对匠人的精湛技艺赞叹不已。
インドネシアには、「イカット」という多彩な模様の絣(かすり)があった。忘れられないのは、東部の島で会った女性だ。小ぶりの葉を折りたたみ、ぱくぱくと噛(か)んで広げるとあら不思議、幾何学模様が浮かび上がった。噛むたびに変わる模様を糸で再現するという▼
印度尼西亚有一种名为“ikat(伊卡特)”的絣织技术,能够织出多姿多彩的飞白花纹。我至今还记得在东部一座岛上遇见的一位女性。她折起一片小小的叶子,放入口中张嘴一咬,再将叶子展开,令人惊讶的是,上面竟显现出一个几何图形。每咬一次,图案也随之变化,而她能将这些图案以丝线再现于织物之上。
日本の織物にも興味がわいて調べるうち、染織家の志村ふくみさんの紬(つむぎ)織を知った。植物で染めた紬糸で織る着物や帯は美しくて謙虚だ。個展などで作品に接し、秘めた強さも感じるようになった▼
我对日本的织物产生兴趣并着手调查,然后知道了染织家志村福美的紬丝织物。以植物染色的紬丝织造出的和服与腰带不仅美轮美奂还显现出一份谦逊。我曾在个人展中见过她的作品,感受到了那蕴含于织物之中的力量。
人間国宝の志村さんは今年9月、100歳を迎えた。記念する特別展が東京の大倉集古館で開かれている。染織の道に入ってから昨年の作品まで、約70年の歩みがわかる。34歳で初めて織り上げた着物は藍色の抽象画のような趣がある▼
被誉为“人间国宝”的志村福美于今年9月迎来了她的百岁诞辰。为此在东京大仓集谷馆举办了一场特别纪念展。此次展览展出的作品时间跨度长达70年,涵盖了从志村福美初涉染织艺术时的早期作品到去年内的创作。她34岁时首次织就的一件和服展现出如蓝色抽象画般的趣味。
志村さんが愛する藍は、甕(かめ)の中で蓼藍(たであい)の葉を発酵させてつくる。色は日々変化し、濃紺から浅葱(あさぎ)色へと薄くなっていく。最後に、ごくまれに現れる「かめのぞき」という名の淡い水色を今回、初めて見た▼
志村女士深爱的蓝色,是用蓼蓝叶放入缸中发酵制成。它的颜色随时间流转而变幻,由藏青渐变为浅蓝,最终定格为一种罕见的水蓝,名为瓶覗。此次看到的这抹浅淡的蓝色,对我来说亦是初见。
蚕の糸を植物で染め、手で織る。随筆家でもある志村さんは、織物の始まりの糸について、最高なのはいきいきとして張りのある凜(りん)とした糸だと書いている。そんな糸のような人になりたい。
以植物染就蚕丝,再以手工织就。亦是随笔作者的志村女士如此描述纺织物的伊始——最棒的莫过于有生气又有张力,且颇具凜然的丝线。成为如此种丝线一般的人,亦是我所愿。
单词解析
1.引き込む「ひきこむ」
引进来,拉进来,吸引,夺人心魄。
【例句】名演奏に引き込まれた。
2.舌を巻く「したをまく」
咂舌,赞叹不已。
【例句】その力強さと言ったら女のくせにと舌を巻きたくなるほどのものだ。。
3.折りたたむ「おりたたむ」
折叠。
【例句】新聞をきちんと折りたたむ。
4.ぱくぱく
口一张一合的样子。大吃特吃,大嚼特嚼。
【例句】御飯をぱくぱくと食べる。
5.甕「かめ」
广口瓶,瓮,缸。
【例句】甕から酒を汲む。
【翻译心得】
原文:半透明でふわりと軽いが、糸が切れやすい。
译文1:“Piña”质地轻盈呈半透明状,丝线也易剪裁。
译文2:“Piña”质地轻盈呈半透明状,但丝线脆弱易断。
分析:译文1,错误理解了“糸が切れやすい”,误以为是对其的褒义。但这里应该是指丝线很脆弱容易断,所以纺织技术更难,后文再接着说匠人技艺精湛。
【背景知识】
人間国宝・志村ふくみとは
志村ふくみは、滋賀県は近江八幡に生まれ、今もなお精力的に活動を続けている染織家・随筆家です。31歳のとき、母である小野豊の影響で柳宗悦の民藝運動に参加し、織物を始めました。
1957年に第4回日本伝統工芸展に初出品で入選すると、それ以降第5回で奨励賞、第6回で文化財保護委員会委員長賞、第7回で朝日新聞社賞、第8回で再び文化財保護委員会委員長賞と、順調に受賞を重ねます。1964年には資生堂ギャラリーにて第1回目の作品展を開催し、その後日本各地で作品展を開催します。
1968年に、京都市右京区嵯峨野に工房を構えます。染織家としての経歴ばかりが目立ちますが、随筆家としての才能も認められており、1983年には「一色一生」で朝日新聞社主催の文学賞である大佛次郎賞を受賞しています。
1990年には、農村の手仕事だった紬織を「芸術の域に高めた」との評価で、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。執筆活動も継続しており、1993年には「語りかける花」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞しています。
娘の洋子も母同様に染織の世界に進んでおり、2013年には京都市左京区岡崎に、染織の世界を学ぶ芸術学校である「Ars Shimura(アルスシムラ)」を2人で設立しました。2015年にはArs Shimuraの2校目を、京都市右京区嵯峨に開校しています。
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